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禁煙Qand A | |
Q1 禁煙はなぜしにくいのでしょうか
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まず一つに夫婦喧嘩の種が一つ減ります。 日本は男性と比べると、女性の喫煙率が低いので奥さんが「禁煙」を唱えますが、これが喧嘩の種の一つになる事は良くあることです。 次にお金が貯まります。 1日40本吸う人ならば、1年でざっと18万円あまりが文字通り煙と消えてしまいます。10年ならば180万円です。自動車の1台分のお金です。 3番目は自分の健康によいということです。 癌を例に取るならば肺ガンならば約5倍、喉頭ガンにいたっては32倍あまり、癌にかかりやすくなります。また動脈硬化が進行しにくくなります。 このために脳卒中や心筋梗塞にもなりにくくなります。 4番目は家族の健康にもよいということです。 子供ならば父親がタバコを吸うと喘息様気管支炎の発症率は2倍になります。 さらに母親が吸うと3倍近くになります。
一つはガム、もう一つはシールです。 それぞれに長所、短所がありますので、禁煙される気になられたら医師に訊いて下さい。 ただしここで誤解のないように書いておきますと、これらは魔法の薬のごとく、使用していれば禁煙できるものではありません。 あくまでも補助剤です。よって禁煙をする気がない人がいくらタバコを吸いながらこれらの薬を服用しても無駄ということです。
風邪をひいたり、誕生日であったり何でも構いません。 この日から禁煙するという日を自分で設定してください。 あるいは医師のもとへ行くというのも良いでしょう。 それなりの決意が湧いてくるものです。 もう一つは今までタバコを吸っていたためにあった嫌なことを思い出して下さい。 タバコが切れてイライラしたり、喫煙場所を探してウロウロしたことはなかったでしょうか?禁煙すればこれらのことから解放されます。
タバコを吸い始めると「ニコチン中毒」になります。 ニコチン欲しくてタバコを吸うようになるのです、タバコのなかに含まれるニコチンは色々な作用を持っています。 「うまい一服のタバコ」ももちろんあるでしょう。しかしにニコチンには習慣性があります。 このため禁煙は1回だけで成功する人のほうが少ないのです。 幾度かの失敗の後で自分がタバコを吸いたくなる状況がわかるはずです。 たとえば宴会で酒を飲んだとき、仕事が忙しくてイライラしたときなどです。 何度かトライしてみてください。きっと禁煙できます。
色々な方法が言われていますがたとえば深呼吸する、立ち上がって場所を変える、冷たい水や暑いお茶を飲む、飴やガムをかむ(ただしなるべく糖分の少ないもの)などがあります。 また軽い運動や散歩も気分転換に良いでしょう。
また禁煙したくない人にいくら禁煙の治療をしても効果がありません。 ただ世の中は喫煙者に対し厳しくなっています。 他人の迷惑にならない喫煙をしてください。 | |
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