2002年10月5日 渋谷にて。

開花屋にて 当日。やはり吸い寄せられるように、「ハチ公前」に来てしまっていた。
転勤して東京から名古屋に来るのなら、むしろ近くなるやん。とか思いつつ。何故か「歓送会」に参加する僕たちであった。
正確に言うならば、僕たちだけは「歓迎会」だったのかもしれない。


開花屋にて。
いつものごとく、岡田から ちょっと遅れてくるという連絡があったらしい。
学生時代から、宴会に遅れてくるのは彼のポリシイだからね。と変な所で懐かしんだりもした。
そしたら、まもなく、本人が現れてびっくり仰天。
あれ?遅刻とちゃうやん!って時計と彼の顔を代わりばんこに確認してしまった。
開花屋にて。
「そうだよ、僕は遅刻しないんだよ。」と誇らしげに笑う彼はこの上ないご満悦の表情だった。
そういえば、数年前にホームページ上でひげぴっぴとの「新生岡田」について大バトルがあったことを思い出した。
やはり、ここにいるのは「新生岡田」なのかな?
|||||/( ̄ロ ̄;)\||||||| まじ〜〜?
開花屋にて。
まあ、とにかく宴会は始まった。
次から次へと出される料理は見た目に美味しく、食べても実際美味しかった。
魚嫌いの僕でさえ美味しいと思うのだから、よっぽど美味しいのだろう。
食べ物の好き嫌いっていうのは「食わず嫌い」という要素もあるから、そういう意味では正に「目からウロコ」の味である。
開花屋にて。
岡田から転勤を言い渡された状況を聞いた。
淡々と当時の情景を語る彼の表情には達観した微笑があった。
伝える側の心の動きと伝えられる側の心の動きを克明に表現する彼の話はすばらしかった。まるでノンフィクションの小説を読んでいるように引き込まれてしまう。彼は「語りべ」としての才能があるのかもしれない。自分の身におきた事を、まるで昨夜見たテレビドラマを説明するように伝えてくれる。
開花屋にて。
人生とはわからないものである。まさか彼も名古屋で一生を送ることになるとは思っていなかったろう。
でも、まあいいではないか。きしめんと味噌カツはとても美味しいのだから。。。
そうだそうだ、天むすもだった。
開花屋にて。
この宴会の後、みんなでカラオケに行った。
みんなの歌はとっても素晴らしかった。
掲示板にも書いてあった「夜空の無効」は特に素晴らしかったかもしれない。
ああ、そうだ、「痴情の星」も最高だったよ。>soji
歌い終わったのが11時前だったろうか?
ああ、そうだ。みんなが、カラオケ部屋を退場する間も有吉は歌い続けていた。
密かに一番盛り上がっていたのは彼だったのかもしれない。
開花屋にて。
その後、新宿にマージャンしに行こうぜ!
ってことになった。
行きたかった。。。本当に行きたかった。。。
でも、僕は明日京都へ帰らねばならなかった。
また今度、「名古屋」か「京都」でやればいいんだ。
僕はそう自分に言い聞かせながらも、「マージャンの結果だけでも、メールで教えてね。」と岡田に頼んでいたのだった。
朝起きたら、「今終わりました」というメールが届いていた。発信は午前5:30であった。

本当にお疲れ様でした。これからは、名古屋に骨を埋める覚悟で頑張ってください。応援しています。

おわり

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