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郡上八幡から白川郷に向かう途中に「分水嶺」がある。 「分水嶺」と言ってもピンとこないが、実際見てみるとよくわかる。 ひとつの小川が左右に枝わかれし、片方は「太平洋」へ片方は「日本海」へと流れゆく。 日本列島の背骨に落ちた雨はここで運命の選別をされる。 例によって、私の想像の世界が始まる。 ・・・もし私が川の水であったなら、どちらの道を選ぶだろうか？ やはり広大な太平洋だろうか？アメリカを含め多くの国と接しているから。 それとも日本海を選んで、純粋な日本の水として人生ならぬ水生をおくるべきか？ そんなことどうでもイイじゃないかと言われそうである。 |
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