3日め:天むすをお弁当に郡上八幡へ



名古屋生まれの天むす。
小さな海老の天ぷらを一口サイズのおむすびにしたものです。
味噌かつと同様、以前みんなで食した美味の一つ。
スパイスの利いた海老の天ぷらに、ほかほかの御飯と海苔の風味が絶妙な味わいを生み出しています。
店内でも食べられますが、今回はお弁当用に包んでもらって次の目的地へ出発です。(5個600円)
岐阜県の郡上八幡が目的地ですが、途中「謎の洞窟」に立ち寄りました。
洞窟までは木製のケーブルカーで移動します。
ケーブルカーの到着を待っているところ。なかなか味わいのあるケーブルカーです。

これがケーブルカーの内部です。
この時私たちの他には、家族連れが2組でした。
写真を撮っていたら、家族連れのおばさんに「アベックだから私たち邪魔しちゃ悪いわ。] と言われました。
この年になって、アベックと呼ばれるとは・・・。
ちなみに、Tシャツは「ヘッケル・ジャッケル」の絵柄のものを着ています。
皆さん覚えてらっしゃいますか?イタズラ好きなカラスのコンビ。
ジャスコで、あまりの懐かしさに買ってしましました。(あと、「マイティーマウス」のも)

これは、「謎の洞窟」の出口です。
中はとっても涼しかったです。
狭い洞窟を滑りそうになりながら探検するのはなかなかスリルがあります。
私たちはともかく、つきあい始めのアベックにはもってこいではないでしょうか。


目的地の郡上八幡に到着。
今日は、有名な「郡上おどり」の日です。
「郡上おどり」とは日本三大おどりの一つで、夕方から朝にかけて徹夜で踊り続けるという鉄人踊りです。
いろんな曲目があるらしく、メドレーで演奏される曲に合わせひたすら踊り続けます。
一度はまると、やめられなくなるらしく、全国からこの盆踊りを目的に何万という人が大集合します。
そしてこの日は、地元の成人男子がこの橋から川に飛び込む儀式を行う日でもあります。
バンジージャンプがどこかの国の成人儀式であるように、ここではこれが成人の儀式なのです。
川まではおよそ20mぐらい。川の流れが速いので落ちてからも怖そう。
これは「宗祇水」といいます。
水の町 郡上八幡の源泉にあたります。生活に密着した井戸です。
神聖なもので、汚してはいけません。
きれいな水は、見ているだけで感動します。


思わずスニーカーを脱いで川遊びをしたくなりました。
水がきれいで冷たいです。来てよかったと思った瞬間です。

水に密着した地元の人の生活を感じながら今回の旅行は終わります。
明日は、出勤なので今日の郡上踊りには参加できません。
今度機会があったら是非、徹夜踊りに挑戦したいです。
今年は夏の最後に何か懐かしいふるさとを感じることが出来ました。



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