石灰岩層が浸食されてできた峡谷。
川岸は100m前後の断崖や絶壁に囲まれ、その中を砂鉄川の清流が静かに流れている。
船頭さんの唄う「げいび追分」が峡谷に響き、しみじみと旅愁がわいてくる。
船から水面を覗けば、川底の石や魚たちがよく見える。
なかには、まるまると太った赤い魚がみえるけど、それはコーラの空き缶です。
乗船券の裏側には船頭さんの写真。
お世話になった小野寺三男船頭の味わい深い語りと唄は心に深くしみ入りました。
今でも目を閉じれば爽やかな風とともに峡谷に響く唄声が聞こえてくるような気がします。

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