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白川郷は初めてである。 テレビなんかでよく紹介されるけど、思ったほどでもない。 いっそのこと、そば打ちの体験なんかをすれば良かったのかも知れない。 ちょっと厳しいことを言ってしまうが、中途半端だった。 地元の人からすれば普段の生活をするための家屋である。 しかしながら、「保存」と「観光」という要素がその自然さを崩している。 田舎の風景を観光地化しているところに無理があるのだろうか？ 私はもっと自然体の「よろず屋」や「衣料品店」がぽつりとある方が好きだ。 いつしか私は旅のルポライター気分になっていた。 こんな風に文句を言っていたら「旅するセルジオ越後」と言われそうだ。 |
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